僕のノート、見てってください

エンジニアリングや英語、趣味について徒然なるままに

ゴーン・ガール

映画をよく観るものの、その瞬間に強く想った事とか

自分の制作に活用できそうな要素をすぐ忘れてしまうので書き溜める事にする。

 

※以下、ネタバレ注意。

※自分が思い出せるように記述するので、きっと中身をはっきり書く。

 

 

 

そもそも映画館で良く映画を観るため、

この映画の予告についてもよく目にしていた。

重く、かつ、サイコな印象の予告。

どこか観る気が起きずにそのまま劇場公開は終了。

 

内容観てみたら、本編は割と面白かったので

ミステリーとはいえ、劇場予告のもったいなさを強く感じた。

そこから話が展開していくんだぞっていうところを少しでも匂わしてくれていたら

きっと劇場で観ていた。

 

最初のシーン、意味を持たせたいが故に長いのは良いものの、

多少、夢の中のようなタッチで時系列が伏せられ、余計に予想がついた。

もっと自然な一場面として切り取って印象に残さない方が衝撃が強まりそう。

 

奥さんの逃亡中の姿について、

最初は、気ままに、でも弱く、一逃亡者として、おびえて生活をしていた印象。

途中、強盗に入られたときには、感情を表出させており、

かつ、仕返しも検討せずに即座に引っ越しているため、サイコパスではない印象。

しかしながら、匿われた場所から帰還する際に見せたサイコパスな一面には唖然。

計画的に相手を貶めるという性質だけでは説明つかない行為のはずなのに、

やり遂げ、自然に再び生活を続け、再度相手を虜にするという始末。

 

原作中でどう描かれているか知らないものの

猟奇性やサイコパスな側面を合い間でもっと描き続けるか、

もしくは、別荘から帰還する際の顛末については本人が計画性があるとはいえ、

多少の恐怖心をもって実行したように演出した方がリアリティがあったと思う。

 

あと、夫が、帰還した妻になびくのも、今一腑に落ちるだけの描写がなかった。

自分の性質的に受け入れられなかっただけかもしれない。

 

細かいところで腑に落ちない点などあっていろいろ書いたものの、

序盤から中盤にかけては、犯人を予想しながら話についていくのがすごく面白く、

また後半にかけても、どうやってオチがつくのかに釘付けで、

ワクワクするミステリーだった。